【ONE】あとがき。
2026年1月。
この物語は、
私が人生ではじめて書いた小説だった。
【ONE -目覚め-】の一部と、
【ONEー起動ー】は私の実体験を元にしている。
【ONEー受信ー】は、
私の日本の読者の多くがこの反応だった。
【ONEー没入ー】の
彼女の部分は、私の実体験を元にしている。
あの日、
私が臨死体験で見た現実の外側の世界と
この現実世界の仕組みは、
まるで淡々とした作用のようなものだった。
ショックだったけれど、
あの日、
私は2つの言葉を持ち帰った。
「自分の作った現実を
自分の身体の感覚を使って楽しんでごらん」
「リラックスしててくれ。
そうすれば、全部うまくいく」
だから、あの日、見たこと、感じたこと、
そしてこのメッセージを全て掛け合わせたら、
私が最終的に辿り着いた答えはこれになった。
「私たちは自らこの現実にやってきた。
あえて制限をつけ物質の世界を楽しむために。
全てだった私たちを自分たちで分けてここにやってきた」
このONEの物語は、
下書きなし、事前構成なし、一発勝負で書いた。
そしてこの物語の登場人物は、
特定の誰かを指すものでもない。
言葉と言葉が直感で出てきて、
その順番やリズムも勝手に出てきて、
私の指を動かした。
そして気づいたら、6話まで書いていた。
この物語が、
実は本当だったりするのか、
そうじゃないのかは、自分も分からない。
これは物語なのだろうか。
それとも、私たちは思い出しているだけなのだろうか。

