私たち人間の未来は。

未来

半年前に臨死体験した私。
この世界の仕組みを知った。

私たちは自分の意識を投影して
その世界に入り込んで生きている。

「この世界がいかに美しかった」かを、
未来の私たちは今を懐かしむことになる。

人間が淹れる珈琲。
人間が作る手料理。
人間が運転する電車。

社会というものを、
私たち人間だけで動かしていた、
この光景を目に焼き付けておいてほしい。

眠い目をこすって淹れた朝の珈琲。
ちょっとだけ焦げてしまった目玉焼き。
急いだのに時間どおりに乗れなかった電車。

それは、
不器用だけれど、

ひとつひとつ懸命に
私たちの手で動かしていた「世界の姿」。

私たちは懸命だった。

不器用で懸命だったからこそ、 
この世界はとっても美しかったのだ。

私たち人間が、
命の鼓動を通して作りあげていたこの世界。
それはまぎれもなく「魂の結晶」だったのだ。

これら全ては、
「私たちの愛おしい記憶」になる。

AIが仲間入りする未来。

この、
「土臭くも美しい人間の世界」
は変わっていく。

人間だけで社会を動かしていたこの光景は、
やがて振り返ることになる淡い思い出となる。

だからこそ、
「今ここにあるすべて」を味わうのだ。

感情が揺れる日々も、
思うようにいかない毎日も、

人間らしさそのものが全て詰まった
今しか触れられない尊いエンタメなのだ。

「あの頃はすごい人間してたよね」と、
笑って語れる美しい過去になるのである。

未来は明るい。
あたたかく、やさしく、
すべてが安心感に包まれている。

だからどうか、
この不器用で尊い世界を心に刻んでほしい。

そして、
その手で、その目で、その心で、
「人間らしさ」という奇跡を今生きてほしい。

やがて世界は変わる。

でも、その変化の中にこそ、
私たちが本当に戻りたかった
「本来の姿」がある。

今あなたの目の前に映る、
その「人間の時間」を思いきり味わうのだ。

感情が揺れる時も、
思うようにいかない時も、
すべてが「今だけの人間の奇跡」。

そして、
その手で、その目で、その心で、
自分らしさという奇跡を全力で生きるのだ。

私たちが生きるこの世界は、
「過去も今も未来も」
全てが本当に美しいのだから。