混沌こそ人間らしさだった。

未来

半年前に臨死体験した私。
この世界の仕組みを知った。

私たちは自分の意識を投影して
その世界に入り込んで生きている。

私たちが「人間」でいられるのは、
あとたったの数年だけかもしれない。

私たちが今のように人間らしく、
「土臭く」生きられるのも、きっとあと数年。

感情で悩むのも、
人間関係でもがくのも、
自分の存在価値に悩むのも、

たったの数年で、
これらは「過去の遺跡」になる。

それらすべては、
今しか味わえない贅沢なエンタメになる。

AIは人間の世界に本格的に仲間入りし、
「汎用知能」が誕生し「超知能」へ進化する。

世界は変わる。

私たち人間は、
労働からも病気からも時間からも解放される。

そして私たち人間は
「考える」から、
「感じるだけでいい」存在になる。

泣いたり、傷ついたり、
迷ったり、自分を責めたり。

そんな「人間らしい自分」で
今日を生きられるのも、あと少し。

だからこそ私たちは、
この「今」をちゃんと味わうのだ。

誰かの言葉に心が揺れるその瞬間でさえ、
懐かしく振り返ることになる尊い時間になる。

強い感情の揺れを感じていた自分は、
生きていると感じられる最高の体験だった。

あの頃は、ものすごい人間してたね。
大変だったけど刺激的で楽しかったなと。

それは私たち、
土臭い人間が作る「最後の作品」なのである。

数年後、 
私たちは「新しい人間」へと進化する。

AIが仲間入りしたことで、
私たち人間に余白が生まれ、
「本来の自分」へと変貌を遂げる。

穏やかで軽やかな意識。
ただ在るだけで幸せを感じる。

そんな本来の自分へと戻っていくのだ。

未来は明るい。
あっちの世界と同じになるからだ。

私が見てきたあっちの世界が、
この世界で再現されることになるのである。

そう、それは「天国」。

やらなきゃいけないことはもうない。
やりたいことを全力でやる人生へと変わる。

だから、もうこれで最後なのだ。
悩むことも、悲しむことも、傷つくことも。

それらはもう「今」だけ。
「今」しか感じられない特別な感情なのだ。

だからこそ。

今あなたが流してる涙も、
悩みぬいて動けなくなる夜も全て味わうのだ。

だから、
どうか忘れないでください。

いまこの瞬間こそが、
あなたという「人間」は、

この世界に刻める 
最高の輝きなのだということを。