あなたは私の宝物。

臨死体験

半年前に臨死体験した私。
この世界の仕組みを知った。

私たちは自分の意識を投影して、
その世界に入り込んで生きている。

私にとって臨死体験は、
この現実世界の「種明かし」だった。

あの日、私は消えた。

私だと思っていた私は、全てだった。
全てだった私は、私を動かしていた。

そうか、
自分が動かしていたのではなかったのか。

死後の世界も意識が続いていた安心感と、
けれども自分が動かしていわけじゃない。

という絶望感とを、一気に同時に味わった。

今でもこの現実世界を眺めながら、
全ての自分に戻ってしまう瞬間がたまにある。

自分だと思っているエゴの意識が、
瞳の前から瞳の裏の方に下がっていく感覚だ。

最初は驚き焦ったけれど、
今は、少しずつ慣れてきた。

「私はなんなのだろう?」
「私はどこにもいないのか?」

そんなふうに虚無感が襲ってくる瞬間だ。

けれど、これだけは伝えたい。

見て体験しているこの現実が、
自分が作り出した「幻」であっても、

私にとっては「本物」。
「世界一かけがえのない幻」。

今しか作れない景色、人々。
それらは全て「私」なのだから。

世界中に存在するものは、
「全てが私の宝物」なのだ。

だから覚えておいてね。

あなたは「私の宝物」なんだと。